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治療期間を短縮する方法(抜歯即時インプラント・即時荷重インプラント)

インプラント治療を短くする2つの方法


「インプラントはやってみたいんだけど、そんなに期間がかかるんじゃな~」

「何とかして、もっと早くできないの?」

「どうせ、やるんだったら、一刻も早く終わらせたい」

インプラントは素晴らしい治療法ではありますが、やはり期間がかかることが最大のネックです。
しかし、これまでの様々な研究開発によってインプラントの治療期間を短縮する方法が開発されました。
それが「抜歯即時インプラント」「即時荷重インプラント」です。


抜歯即時インプラント


抜歯即時インプラントとは、抜歯をすると同時にインプラントを埋め込むテクニックです。数年前までは、難しいテクニックとされてきましたが、今では大変多くの研究と技術開発がなされ、抜歯即時インプラントは本当に素晴らしい治療方法になりました。腫れや痛みがほとんど出ません。

しかし、良いことばかりではなくデメリットもあります。それは、歯科医師に高度な技術が必要であることです。切開をするわけではないので、肉眼で確かめながら処置をすることができないために、多くの経験および、技術がないと失敗してしまいます。


抜歯即時埋入法のメリット


1.切開しなくて済む


抜歯した後の穴にインプラントを埋め込むため、切開しません。


2.治療期間が短い


抜歯してから約1年かかっていたインプラントが、半分以下の約4ヶ月で治療が終わる。


3.処置後に腫れない


切らないので腫れません。


4.痛みが少ない


切開しないので抜歯だけの場合と痛みがほとんど変わりません。


5.2回していた外科処置が1回で済む


抜歯して傷口が治ってから処置をするために新たに切開をしていましたが、抜歯のときに行うために外科処置が1回減ります。


6.審美的にすぐれている


抜歯をして、しばらくすると骨、歯肉がなくなり、左右非対称の歯ができてしまっていましたが、抜歯即時埋入をすることで、骨の吸収および歯肉の退縮がとめられるため、審美的にきれいな歯が入ります。


デメリット


  • 骨の形によってインプラントを埋め込むこと・固定させることが難しい場合がある。
  • 薄い組織では適切な結果が得られない
  • 歯ぐきを適合させるのが難しい場合がある
  • 追加の手術が必要な場合がある
  • 高い技術が必要とされる

治療の流れ


1.初診時

2.抜歯

3.インプラント埋入

4.人工骨填入

5.約4ヵ月後、上部構造装着


※抜歯即時インプラントにおいては、人工骨填入においてインプラントと骨の隙間ができます。
この隙間が2mm以内ならば、この隙間には骨が再生すると言われています。


即時荷重インプラント


先程も申し上げたように、インプラントの大きな欠点は、長い治療期間です。
そこで、ここ数年、即時や早期荷重、抜歯即時インプラントが開発され、治療期間は大幅に短縮されました。

早期荷重インプラントはインプラントを埋め込んでから8~10週間以内に仮歯を入れることであり、即時荷重インプラントは、48時間以内に仮歯を入れるものです。

患者様にとっては、インプラント手術後に歯が入っていない不快さ、不便さから開放されるとともに、通院回数や痛み、腫れなどの負担を軽減できるというメリットがあります。


即時荷重インプラントの必要条件


即時荷重インプラントでの必要条件には以下のようなものが指摘されています。

  1. 即時荷重インプラントは下顎の歯が全部ない場合に行うことが勧められる
  2. インプラントを埋め込んだときに歯と骨の強固な初期固定が認められる
  3. インプラントを埋め込んだ後も失敗を未然に防ぐ為に共振周波数分析などで定期的に固定度のチェックを行う
  4. かぶせ物の精度の高い適合が重要
  5. 患者様に対するリスクの説明と患者様の理解

このように実はどんな場合でもできるわけではなく、かなり良い条件が揃っていないと即時荷重インプラントを行うことはできないのです。したがって、素晴らしい治療法ではあるのですが、適応可能な患者様が非常に限られるということが欠点です。


オステル(Osstell)による評価法


オステルは、共振周波数分析器といい、音叉の原理でインプラントの固定状態を分析する装置です。従来から良く行われているのは、X線検査による画像診査ですが、これでインプラントの固定状態を把握するのには無理がありました。

オステルは現在最も信頼できる評価法とされていて、インプラントのあらゆる過程において応用できます。

熟練した術者の場合、インプラント挿入時の固定状態を感覚で把握することができるようですが、このオステルという装置を利用すると初期の状態からその後のインプラントの状態の経過まで把握することが可能になります。

早期荷重・即時荷重インプラントに対してもオステルは有効とされていますが、この方法が実際にどの程度有効であるかは慎重に検討する余地も残されているといわれます。


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